2007年12月29日土曜日

エネルギー問題

 昨夜の夕食は長女の好物「おでん」でした。これは、仙台の「一の蔵」の出番とばかり、いい気になって飲みましたが、早々に睡魔に襲われ(日本酒はすぐに眠くなります)寝床に入ったところ、のどが渇いて夜中に水分補給に起き出しました。何となく目がさえて夜中のTVでも久々にと思い、チャンネルを回していると(回すというのはおじさんの証拠らしい)NHKで、記者や専門家の討論会をやっていました。政治・経済など各方面の議論は非常にためになりましたが、エネルギー問題と、地球温暖化では、グローバルな問題だけに議論も白熱しました。中国は人口だけでも日本の10倍だから、人の吐く二酸化炭素だけでも10倍だとか、未だに途上国と言って、削減に消極的なのは認められないなど、温暖化による環境破壊は特に重要問題です。日本でも家庭内では、温水トイレや部屋毎のエアコンなど、10年前と比べ消費電力は減っていません。
 また、24時間営業のコンビニやスーパーの深夜営業、生産工場の24時間稼働など、強制的に押さえると経済問題に直結してしまい、簡単には削減できないところが難しいところです。家庭でもちょっとした節約や工夫でエネルギー(つまりは排出二酸化炭素)を減少できるのはわかっていますが、便利な暮らしに慣れてしまった今、相当の覚悟がなければ難しいというのが実感です。視聴者からのコメントでうけたのは「NHKはこんな深夜の放送をやめて、エネルギー節約を率先すべきだ」これには司会者も苦笑いでしたが、真夏に環境問題会議をネクタイスーツ姿でクーラーガンガンの会議室でやるくらい滑稽でした。来年はきっと、エネルギー問題はもっともっと表で議論されるような気がします。
 ピンクのコートの写真は、早い春物でブラーミン製。ライナー取り外しで冬から春先まで活躍します。横のワンピースも人気ですが、売り切れ間近です。

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