2009年6月4日木曜日

阪急西宮ガーデンズ

 昨日、神戸から大阪へ移動の途中にお昼をかねて、阪急の西宮北口で途中下車、西宮ガーデンズへリサーチに行ってきました。西日本最大級のSC、郊外型ではなく中心地と駅に隣接型のSCとしても興味があったからです。

 駅に降りると北改札か南改札?さあどっちに出るか分からない。駅の表示を一生懸命探してようやく南に出ると判明しました。普通の人はすぐに分かるんでしょうか?さて、駅から動く歩道のデッキを渡った2,3分で到着です。阪急百貨店とモール、スーパーのイズミヤからなる巨大ショッピングセンターに少々たじろぎます。入ったフロアは2F,まずはモール部をさっと歩きましたが、かなり距離はあります。1周してちょっと嫌になりましたが、駅のコインロッカーに重い荷物を置いてきたのでまだましです。3階を半分見て、阪神のメンズに向かいました。シャツの襟に入れるプラスティックの芯(わかりますか?)が全部無くなったので、随分前から探していました。確か昔は束で売っていた記憶があります。ちなみにハンズやロフトでは扱いがありませんでした。阪急のメンズシャツコーナーで、男性店員に聞くと、引き出しを開けて「何枚ご入り用ですか?」と聞かれたので3組で6枚下さいと答えました。彼は「ではこちらへ」とレジに向かい、小袋に入れてくれて「どうぞ」「あの、おいくらでしょう?」と尋ねるとなんと「いえ、けっこうですよ、お使い下さい」と、爽やかに笑顔で渡してくれました。

 人間、現金なものでこれで一気に阪急のイメージが変わりました。確かに原価は1枚10円もしないかもしれません。でも、困っていることを察してくれて、なぜか無料で渡してくれた。この借りはけっこう大きく、すぐさまその場で何か買って帰ろうと見渡しましたが、あいにく今は何も欲しい服がありません。しかし、今度靴か何かを買うときは絶対阪急、できれば西宮店で買いたいと強く思いました。

 これで、「では、6枚で63円ちょうだいします」となれば、ただ、「あって良かった。」で終わりです。探してもなかなか無かったものを無料でくれた事の効果は計り知れないと実感しました。この感じは実際に体験しないと伝わらないかもしれません。マルマンでも何かのヒントにいたします。

 その後、大混雑のレストラン街を冷やかして、どこでも飲食店は大繁盛と再確認して、フードコートで味噌ラーメンと餃子セット¥930(まあまあおいしかったのですが、意外と高いので)を食べながら「これなら並んででもレストラン街で食べた方が良かったか?」とくよくよ考えておりました。

 さて、西宮を後にして大阪に入り、ドゥミルアンズで夏の現物仕入れ、最後はバルコス社にて秋冬のバッグを発注しました。今回もなかなかかわいいバッグがありました。いずれお見せできると思います。

 6時半に難波にて娘と合流して、今回は若狭料理の居酒屋へ。ホタルイカや鯖、鰹などの魚をたくさん食べ、どれも非常においしいと娘も大喜び。やはり、おじさんの行く店は渋いけどうまい、そうです。

 今日の写真は新着アクセサリーで、クリスタルのワンちゃんです。¥5,145いかがでしょうか?


2 件のコメント:

fwnh8525@mb.infoweb.ne.jp さんのコメント...

世の中変わる物と変わらない物がありますね。
デザインとか機能はどんどんかわりますが、
人間、いや、動物の心は親切にされれば嬉しいし親がしねば悲しい。古今東西、変わっていませんね。がんばってください。

mori さんのコメント...

 お読みいただき、ありがとうございます。人・物・器と言われてきた小売業ですが、今後はさらに「人」の部分が大きくなるのでしょうか。いや、我々の分野はそこでもっとがんばりたいと思います。