幸か不幸か新城ではブティックも極端に少ないので、よく「独占で羨ましい」などと言われます。が、もちろん心外です。もっと洋服が楽に売れる市場ならば、いろんな店が残っているはず、もしくは外部から出店があるはずです。10年ほど前から婦人服専門店はどんどん少なくなり、新規出店もありません。ピアゴの中でもブティックはマルマンだけ、という状況が10年ほど続いています。
市内にほとんど競争相手がいないことも、結局買い回る店がないので、市外へ流出しやすく、厳しい市場ということです。ラーメン屋でも、10件くらいある場所の方がはやる事からもわかりますね。結局マルマンしかないので、うちが好きでない人は外へ行くしかないのです。何店かあれば買い回るうちに、マルマンにご来店と言うこともありますが、その可能性も無いと言うことになります。だから独占なんて優しいものではなく、孤軍奮闘と言うのが正しい言い方だと思います。
新規開拓のメーカーさんが、「この地域はまだ取引がないので」とか、「是非御社にと、思ってまいりました」とか言われても、全然真実味がありません。果ては、こんな田舎でも「○○」さんでお世話になっていましたので、とか、廃業された店の後釜にさせられそうになります。事もあろうに「独占で羨ましい」なんて口走ろうものなら、即刻お引き取りいただくことになりますので、これから開拓に来られるメーカーさんが見ていましたら、一言ご注意申し上げておきますね。
今日は変わった写真を。本店の前は、イタリー製の石が敷いてありますが、先日の花粉が大量に舞った日は、そこに花粉が黄色く溜まっていたので思わずパチリ。新城の花粉は半端じゃありません。
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